GitHubのアカウントを仕事とプライベートで同一にしたときのメリットとデメリット。

ついにギフハブと向き合わなければいけないときが来てしまった。

表題の件について、詳細は以下のブログにまとまっています。
全社的に会社用GitHubアカウントを廃止した件 - ZOZO Technologies TECH BLOG
github.comのアカウントは仕事用と私用で分ける方がいいの? - Islands in the byte stream

GitHub(.comのほう)は規約によりフリーアカウントを複数持てないので、仕事でフリーアカウントを使いたいなら、プライベートのフリーアカウントを仕事でも使うことになります。それなら、アカウントを同一にしたときのメリットとデメリットってなんだろう、と思ったのでメモしておきました。なお、この記事は飽くまでメモであり、ZOZOのブログのはてぶコメント等にも似たようなことが書いてあるので、見るならそちらのほうをおすすめします。

メリット

~こともある、がすべてのリストの末尾に付与されます。
GitHubのアカウントを公開してる人は、それに紐づくSNSやブログのアカウントも公開することが多いため、その前提で書いています。(デメリットも同様)

  • 社外の活動を社内にアピールできる
    • こういうOSSにコントリビュートしてます、とかこういうアプリを作ってます、というのがわかりやすい。
    • OSSへのコントリビュートが社内で推奨されている、あるいは業務として行えるなら、アカウントを分ける理由がない
  • 主観的ではなく、客観的なスキルセットを測れる(測ってもらえる)
    • 自分ではxxx(任意の言語/技術)があまりできないと思っていても、業務内容的には十分なスキルセットだったりすることもあったりする。そういう人が新しいことに挑戦できるきっかけが生まれるかもしれない。
  • 興味を持っているOSSを共有できる
    • 他の人がどんなOSSにスターをつけてるのか見るのが好きなので、(どちらかというと、自分のスターを公開したいのではなく)他人のスターが見たい
  • 所属するOrganizationのイメージアップに繋がる
    • 技術力めちゃつよな人が技術力めちゃつよなことしてたらそれだけでイメージが良くなるし、こういうエンジニアが活動できるところっていいなと思う。

デメリット

  • 社内の人にインターネット上での自分を特定される
    • つらい。
  • セキュリティ面(私物PCの盗難等)においてリスクがある
    • ZOZOのブログ参照
  • 所属するOrganizationのイメージダウンに繋がる危険性がある
    • よく「投稿内容は私個人の意見であり、所属企業・部門見解を代表するものではありません。」ってあるけど、切り離すのは難しいよなぁと思う。
    • Organization隠せるってどこかで見たけど、隠せないっていう説もあってよくわからない。
  • 自分が燃えると所属するOrganizationも巻き込んで延焼する
    • 燃えるような内容を書くべきではない、というのは当然として。インターネット上で何かする限り誰もが燃える可能性があると思っているので、起こってしまった場合に周りに迷惑をかけずにどうにかしたい。
    • これが私にとって一番避けたい事象なので、Organization隠させてくれ。頼む。
  • 技術力ふつうを装っていたが実は技術力めちゃつよであることがばれて仕事量がむちゃくちゃ増える
    • 自分のことではないが、そういうレアケースを過去一度だけ見た。とにかくかわいそうだったが本人がどう思ったかは知らない。
  • メリットを受けられるような技術力を持ち得ない場合、デメリットしかない
    • ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

書いててつらかった。
個人的な結論としてはOrganizationが隠せるなら許容できるけど、隠せないなら自分のアカウントか社内のアカウントをProにするしかないなって思いました。
あと、社内のProアカウントの支払いってみんなどうしてるんだろう。自分で立替してるの?

追記(2019/09/14)

Organization隠せました。よかった。
Publicizing or hiding organization membership - GitHub Help