このサーバ(WebARENA IndigoのVPS)をCentOS 8.3からCentOS Stream 8にしてみました。個人的にはCentOSを使うのはもういいやと思ったので、WebARENA Indigoでインスタンスが払い出せるようになったらUbuntuに乗り換えます。本当は今日サーバ入れ替えをするつもりだったのですが、10末に発生したリソース不足がまさかまだ解決していないとは思いませんでした。かなり不安になりますが、安いから仕方ないと割り切っています。
作業内容ですが、肝心のコンソールのログを保存しそこねたので、情報としてはあまり参考になりません。
CentOS Streamの公式 に移行手順があるので、それをそのまま実行しました。
以下コマンドの引用です。
root@centos-linux# dnf install centos-release-stream
root@centos-linux# dnf swap centos-{linux,stream}-repos
root@centos-linux# dnf distro-sync
root@centos-stream# cat /etc/centos-release
CentOS Stream release 8
dnf distro-sync
ですが、私の環境では依存関係が解決できずいくつかパッケージの削除が必要になったため、--allowerasing
オプションでパッケージを削除しました。使わないパッケージなら問題ないですが、困る場合は見送りが必要です。あと、いくつかのパッケージがダウングレードされますが、パッケージの動作に影響のある修正ではなさそうです。
参考: CentOS 8 を CentOS Stream 8 に切り替えてみた – ngyukiの日記
今の所各サービスは問題なく動作しているようです。(おかしいところがあったらcontactから教えて下さい。)
WebARENA IndigoではサポートしてないOSなので、心配な人は公式からアナウンスあってから対応でいいと思います。
ちなみに、Stream 8にしたらdnfコマンドを打つたびに以下のINFOが出てくるようになりました。
Librepo version: 1.12.0 with CURL_GLOBAL_ACK_EINTR support (libcurl/7.61.1 OpenSSL/1.1.1g zlib/1.2.11 brotli/1.0.6 libidn2/2.2.0 libpsl/0.20.2 (+libidn2/2.2.0) libssh/0.9.4/openssl/zlib nghttp2/1.33.0)
ローカルのCentOS Stream 8のVMで試しても同じ症状が出たので、Indigo環境が悪いわけではなさそうです。
参考:
Message on terminal : CentOS
0017924: “WARNING: Repomod xml parser: Unknown element “revision” when running dnf update – CentOS Bug Tracker
おそらく致命的な問題ではないと思うので、修正待ちかな~って感じです。サービスが動いてるサーバをいきなりStream 8にしたのはさすがに急ぎすぎましたね。
2020/12/19 追記
LibrepoのINFOが出る件はdnf-4.4.2-2.el8.noarchで修正されたようです。ひとまずよかった。