グーペのPHPバージョンを5.2から7.1にアップグレードしました – ペパボテックブログ
すぐ詐欺にあいそう、とよくいわれるくらい何かに影響を受けやすいのと、このサーバ上で動いているサービスのうち、PHPで動作しているものがWordPressしかないため、アップグレードすることにしました。
ちなみにWordPressの推奨PHPバージョンは7以上です。
アップグレード前
! ~ rpm -qa | grep php 2017年06月26日 22時05分45秒
php-mbstring-5.4.16-42.el7.x86_64
php-fpm-5.4.16-42.el7.x86_64
php-mysql-5.4.16-42.el7.x86_64
php-gd-5.4.16-42.el7.x86_64
php-common-5.4.16-42.el7.x86_64
php-pdo-5.4.16-42.el7.x86_64
yumのデフォルトバージョン、かつ最小構成ですね。ほぼ何も入ってなくて笑いました。ちなみにこのブログはphp-fpmとnginxの構成で動いています。
トラブル起こると嫌なのでfishからbashに切り替えてから作業しました。
インストール
$ sudo yum remove php-* # パッケージ削除
$ sudo yum install http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm # remiリポジトリ追加
$ sudo yum install --enablerepo=remi-php71 php-fpm php-mbstring php-mysqlnd php-pdo php-gd php-common
php-mysqlではなくphp-mysqlndを使えという記事が多かったのでこちらを採用しました。あと、場合によってはyum install epel-releaseしないとだめかもしれませんね。
php-fpmの設定
設定ファイルは/etc/php-fpm.d/www.confにありました。
userとgroupをnginxの実行ユーザに合わせています。
user = www-data
group = www-data
; unix socketでリスンしてるので設定を変更。ファイルのパーミッションをnginxが読めるように設定
listen = /var/run/php5-fpm.sock
listen.owner = www-data
listen.group = www-data
無事動くようになりました。x-powered-byはPHP/7.1.6ですね。ちなみに私はx-powered-byでバージョン隠さない派です。